海老蔵さんのこと書いたら凄い反響でね。
もっと書けってうるさいんですわ・・・。
無視するのも面倒だから書きましょう。
ええ、書きましょう!
こうなったら俺も意地ですよ。
昨日のミヤネ屋で、某医師が海老蔵さんの症状について、
俺と似た様なことを語っていたそうで・・・。
「作道さんのお知り合いですか?」ってそんなアホな。笑
それが普通の意見なんです。
テレビで正直に言ってくれる人がいて良かった。
会見について「あの謝り方は納得できません」って意見が多く、
俺のところにもそういうメールばっかりくるんだけど、
そんなことは全然思いませんけどね。
ねぇ、本気でそう思えます?
テレビを観ている全ての、若しくは大多数の人間の心を
満たすものでなくてもいいんじゃない?
歌舞伎の関係者、そのお客さん、今回の事件で迷惑がかかった人々。
そういう人達に対してどうかということじゃないかな?
ついでにそのお零れが、我々の五感や心に届けばいいってもんですよ。
最も自分に心地よく届けてもらわないと気が済まないなんて・・・。
殆どの人が生活に支障受けてないですよね?
単に注目してたから、男前で憧れていたから少し裏切られた気分ってもんじゃない?
伝統をけなされたって熱くなってるオッサンをテレビで観たときは笑った。
特別な立場の人間だから、その比に叶ったものを求めるのは仕方ないけど、
違う方法論を用いれば、また別の文句や批判を受けるんだから。
人の示す誠実さなんて、一方向にしか働かないわけで、
己の教訓にさせてもらえばいいんじゃないでしょうか。
気になるとすれば子供達への影響?
江戸の歌舞伎って、本来、女にモテて酒好きで・・・そういう話が主らしく、
大人は納得する部分もあるけど、そんな理屈は子供には通用しないから・・・。
これを機に、家庭や教室で、どうして市川海老蔵という人は
何故このようになったのか考えてみるのもいいかもしれない。
東大の教養で似たようなことを一時期やってましたが、
有名な歌舞伎役者が、なぜそういうことになったのか考えるのも悪くないと思いますよ。
教室でやる場合、各々、自宅で歌舞伎のことを調べてくるわけです。
それを持ち寄って、その特性や、海老蔵さんの特殊性を導き出して考察。
ここは、学校の先生も多く読んでおられるので・・・是非。
※何でこんなことを書いているのか自分で分からん・・・。何モードだ??
以前、NHKの『プロフェッショナル』で海老蔵さんの特集を観たんですけど、
歌舞伎界は、実に面倒で大変なところですよね。
特に市川家は・・・。
~以下、番組を観て覚えたことです。決して歌舞伎に詳しいわけではありません~
約350年前に初代の團十郎が歌舞伎の原型を作って、
歌舞伎独特の化粧である隈取を始め、7代目が歌舞伎18番をまとめ、9代目は劇聖と呼ばれ、
海老蔵の祖父である11代目は昭和の大スターとかなんとかでしょ?
名前の挙がらなかった各代も、それぞれ凄い人で、その歴史と重責を背負わなくちゃならない。
代が進めば、肩の荷はいっそう重くなるし、
時代の流れは当然、世界観とのズレや距離を大きくしてしまうわけで。
ホント、市川家に生まれなくて助かった~って思ってしまう。
生を得たときから運命は約束されてる。
そういう人生は、時として辛いよな・・・。
子供の頃から、舞台で恥を知り、悔しい思いをして涙を流す・・・。
そうやって、役者としての器を大きくしていく。
型がやっぱり重要で、首の角度とか手足の位置とか決まってるんだって。
そういうものを引き継いでいきながらも、新しいことも試みなくてはならない。
終着点が無い。どの場面でも妥協出来ない。満足してはダメ。
これは凄いストレスですよ。
体調管理のため、食べ物も肉抜きでしょ?
どこも悪くないのに食事制限するというのは大変。
タバコも酒も控えてるって言ってたなー。
確かに酒は飲んでないようで・・・苦笑。
白日の下に晒されちゃった。
多いときは一日4演目、年間500公演?
準備期間を含めると殆ど一年中休みなし・・・。
海老蔵さんの言葉で印象深かったのは、20~40代は鼻タレ小僧。
50代になって、体が動きにくくなってから勝負と言ってたような・・・。
焦ってたんだろうね、本当の勝負を仕掛けられるかどうか。
器が伴っているのかどうか・・・。
伝統の型を大切にするだけではなく、役者としての流儀を極める。
十代の頃に、主役をもらった時、台本が5日前にやっと上がって、
『伊達の十役』という演目だったと思うけど、台詞が200で4時間半・・・。
自分をギリギリまで追い込み、朝起きてから寝るまでヤバイ状態にして、
リミッター外して覚えるらしい。
これまた凄いストレスですよ。
俺なんて、東京で演技の指導してもらったらメチャクチャよ。
呆れられるもん。「作道、地を貫こうとしてるだろ?」って見透かされる。
演技することを体が拒絶してしまうんですわ・・・。
オーディションでは、10行ぐらいの台詞を10~15分で覚えることを要求されるけど、
台詞も設定も全部変えてやってしまう・・・。
それが良い場合もあるけど、悪い方に転ぶ方が多かったりして・・・。
俺ね、小学生の頃、富山県の魚津市立吉島小学校というところに通ってたんだけど、
近くに「金太郎温泉」というのがあって、そこに旅役者が1カ月ほど来るんですよ。
で、その子供が一時的に小学校に来るわけです。
学年の兼ね合い、4クラスあるから、なかなか自分たちのクラスには来ないんだけど、
自分のところに回ってきたときは嬉しくてさー。
ぶっ飛んでるから。
急に襲い掛かってくるんだよ。後ろから意味なく羽交い絞めにされて。
生まれて始めてそんなことされるから対処法が分からなくてね。
必死で相手の足の甲を踏むんだけど、あんまり痛がらなかったり・・・。
あの、わけわかんない感覚。
俺達常人には備わってない、感じたことがないパワー・・・。
凄く性格悪くて嫌な奴たがら、みんなに無視されるんだけど、
一匹狼に慣れてるからそんな状況も堪えないんだよね。
平気でみんなに話しかける。
ある日「俺、明日でもう来ないから」って言い残して帰るもんだから、
明日はちょっとしたお別れ会じゃないけど、何かしてやろうってことになって、
放課後に意見出し合って、色紙を買ってきて面白い寄せ書きして・・・。
そしたらね、次の日にそいつ来ないんだよ・・・。笑
急に熱出して。
それ知った瞬間、みんな無言・・・。
信じられなかった。
多分、あいつは現在まともな奴になってると思うけど、
海老蔵さんは、特殊な環境に生まれたにも拘わらず、
子供の頃から発散、やりたい放題やるという時期が無かっただろうからね・・・。
親は超有名人で師匠、ずっと管理されてる感じ?
大人になって、スキャンダラスな面や、酒癖のことが取り沙汰されるけど、
そういうのは、生活のほんの一部分でも全部のように報道されるし・・・。
歌舞伎であそこまでやれる人は、何か切り捨てたり、単純に燃やして捨てたり、
そういうことが重要なんだろうね。
通常、そういう世界を感じるというのは、一般社会からしたら縁遠いものだけど、
海老蔵さんの人気が爆発して注目され、埋まってはいけない部分が埋まってしまったような。
新宿のお店行ったら話に聞くけど、結構真面目キャラで有名な人でも、
色々と問題起こしたり・・・やってるみたいだから。
「外から言われたことは一切気にしない」と自身が口にするということは、
いかに周囲の目に怯えてきたかという証拠で、今回の事件もそういう部分だと思います。
あ~・・・・・勢いで書くのも飽きるね。